平成27年12月15日(火)に国際連合食糧農業機関(FAO)で開催された世界農業遺産運営・科学合同委員会において、「清流長良川の鮎」が世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。

○イタリア・ローマの様子

○岐阜県庁で行われた認定イベントの様子

認定に係るコメント
古田知事(清流長良川の農林水産業推進協議会名誉会長)コメント
ただいま、FAOの世界農業遺産運営・科学合同委員会において、本県の「清流長良川の鮎」が認定されました。
「清流の国ぎふ」が世界に向かって大きく踏み出した、この歴史的瞬間を203万県民の皆様とともに喜びたいと思います。
これまでご尽力・ご支援をいただいた多くの関係者や県民の皆様に対し、あらためて厚く御礼を申し上げます。
今回の世界農業遺産の認定を新たなスタートとして、「清流長良川」と「鮎」の魅力にさらに磨きをかけ、国の内外へ一段と力強く発信してまいりたいと思います。
また、「長良川システム」は内水面漁業の国際的なモデルとされており、発展途上国への技術支援など、国際的な貢献も果たしていきたいと考えております。

玉田会長(清流長良川の農林水産業推進協議会会長)コメント
「清流長良川の鮎」がFAOの世界農業遺産に認定されました。清流長良川を守ってきた我々の活動が評価され、世界に認められたことを誇らしく思います。
これまでご尽力・ご支援をいただいた多くの関係者や県民の皆様方に対し、あらためて厚く御礼申し上げます。
今回の世界農業遺産の認定を弾みにして、「長良川システム」の象徴である「清流長良川の鮎」を前面にうちだした観光誘客、農林水産業の振興、伝統漁法や文化の継承、地域ぐるみでの河川や環境の保全など進めてまいります。