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川が育てた人の暮らし

長良川の水を利用して、和紙や染物などの伝統産業が発達してきました。
また、古来より川が街道のように山と町と海をつなぎ、経済を発展させてきた歴史があります。

あかり

守り伝える伝統技術

長良川の流域には、水と深いつながりのある伝統工芸が多くあります。

美濃和紙(美濃市)
奈良時代から歴史がある美濃和紙。中でも最高級の手漉き和紙「本美濃紙」の技術はユネスコ無形文化遺産に登録されています。清らかな水のおかげで、白く均一に紙を漉くことができるのです。
美濃和紙は、長良川の水運を利用して運ばれ、和傘やうちわに利用されることで流域の経済を大きく発展させました。

岐阜提灯、和傘、岐阜うちわ(岐阜県岐阜市)
長良川上流流域では、昔から提灯や傘の部品となる良質な木材や竹が豊富でした。
それらが美濃和紙とともに下流に運ばれ、和紙を利用した工芸品が発展しました。

郡上本染(郡上市八幡町)
長良川の支流、吉田川や乙姫川の清流が布を美しく染めます。
「藍染め」では、藍の染料に生地を浸したのち、店の前を流れる水路の冷たい水で洗うことで染料が発色し、天日干しする作業を繰り返して濃い藍色が生まれます。
「カチン染め」は大豆の搾り汁と顔料で染める方式。この方式で作られるこいのぼりは、大寒の日に川で糊を落として生地を締める「寒ざらし」により鮮やかな色彩を帯びます。